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豚インフルの裏側

最近はため息が多い。
何もしてないのに疲れている。
あんまり人とも話してないしつまんなくて淋しい。
何だか身動きが取れないのだ。
かなりへこんでる。
日本に帰りたい。
てなわけでちょっと聞いてください。

うちは駅から少し離れているのでいつもバスや地下鉄で移動している。アカルが生まれてからもなるべく連れて出歩いてきた。ところがこの豚インフルエンザの問題が起こってから状況は一変、私の住んでる地区からたくさん感染者が出てしまったのでこれまでのように気軽に地下鉄やバスに乗れなくなってしまった。といってもしばらくはあまり気にせず過ごしてたけど、収まる気配どころか近所の学校までクローズするし、死者も出るしで乳飲み子を持つ身としては気が休まらない。自分が感染しても何とかなるような気がするけどアカルが心配だ。ごく身近の人の中で感染した人はいないものの、全米で一番ウィルスが蔓延しているNYでダントツナンバーワンの地区に住んでいるのだからたまったもんじゃない。

それもアカルをいつも預かってもらってるベビーシッターのお家はかなりグランドゼロなエリアにあって、しかもこの家、子供はたくさんいるわ、いつも近所の人やら親戚やら来客が多くてたくさんの人がわいわい談笑しているわで、いつもはそれが好きなんだけどこの状況でははっきりいって怖い。という訳でベビーシッターにもあまり預けないようになってしまって行き場がなくなってしまった。

といってもまあ、普通に買い物に出たり、ちょこっと人に会ったりはしてるけど、そんでたまにマンハッタンにも出てるけど、そんでもってマスクもしてないし時々手を洗うのも忘れちゃったりするし日本在住の人からみたら全然だめなんだろうけど、でもねでもね、子育ても5ヶ月に入って疲れがかなりたまってきた身にこの状況つ・ら・す・ぎ・る~~~。こないだ久しぶりにマンハッタンうろうろしたらよかったわ~。やっぱ息抜きは必要やんねー。夏やし、みんなミニドレスとか着て肌露出してリラックスしてて。寒い冬を耐えてやっと夏になったのに豚フル何してくれんねん。

でも実は豚フルだけがオツカレの原因じゃなくて、まあワタクシの内面の葛藤とかそういうモノもありますけどそれは置いといて、最近アカル氏がいろいろ変わってきていることもある。何と言うかどんどん“子供”になってきて、自我みたいなものが出てきた。とにかく甘えるし常にアテンションを欲しがる。そばにいないとすぐに泣く。冗談に笑う。授乳のとき特に手足をバタバタ、体をくねくね、飲んではにまーっと笑ってやめたり、手を伸ばしてテーブルのコップとかをひっくり返す。抱くとお腹の肉のところに両足を引っ掛けて立つ。何故かわかんないけど飲んでから1時間くらいしてブーッとミルクを吐き出す(げっぷさせたのに)。新聞を破く。髪をひっぱる、首の肉をつねる。オムツを替えるときに両足で挟んで取らせてくれない。夜中も2時間ごとに起きて泣く。眠くなると怪獣みたいに長時間大騒ぎする(はよ寝ろ)。昼間は寝ても20分くらいで起きて、またさんざん大騒ぎしてから眠ったりする。カッとして窓から突き落としてしまった、とかってもちろんしないけど、気持ちもわからんではない。なーんてアカルちゃん、うそよ、うそ。

ま、赤ちゃんってこんなんでふつーなんでしょうけど、も、もう疲れた・・・。でもこの天然な間合いが漫画以上にオモロイこともある。このへんが子育てのパラドックスで自分のことしたい、でも一緒にいたいっつー微妙なさじ加減だぜ、ベイビー。

それにしても5ヶ月、私なりにがんばってきてはっきりとわかったことは「私、専業主婦ムリ」ということ。「兼業主婦」はオッケーなんだけど。というか、兼業主婦、ワーキングマザーって素敵だなーって思う。それも自分のやりたいことをバリバリ仕事でこなして家にはかわいい赤ちゃんがいて癒されちゃったりできるしー。なーんちゃって、ちょっと夢見ちゃったりしたけど現実はそう甘くないようである。つらくなるのでどうしてそう甘くないかは敢えて書かないけど、とりあえずは豚フル早く収まって平和になってほしい。そして財政的にムリだけどナニーが欲しい。そんでもって都市のライフスタイル的にムリだろうけど長屋みたいなところに住みたい。そんで毎日歌うたって宴会するの。

あー、頭が疲れてるからこんなくだらない文章しか書けない。けど書けただけでもすごいことだ。アカルさん寝てくれてありがとう。おかげでお母ちゃんは地下室でパンパースの箱の上でパソコン叩いてます。地下室は涼しくて頭をゆっくりと冷やしてくれるので、これから電気を消してちょっくら瞑想して、頭の逆立ちをして寝ます。今日だけは起こさないでね、なんてムリだろな。
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by flyingbocian | 2009-05-25 05:40 | 5ヶ月目

初いちご

庭にいちごを40株くらい植えてます。何にもしないのに今年もちゃんと白い花が咲いて赤い実ができた。

初収穫のいちご。

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どれにしようかな・・・





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種から育てたトマトの苗も植えるが、ずいぶん前に発芽したのになかなか大きくならなかった。
ホームディーポに行って黄色と赤のプチトマトの苗を一つずつ、スイートバジルの苗を一つ買って植える。
NYは今日からずっとよいお天気になるそうで気温も高くなってようやく初夏のよそおいだ。絶好の種まき日和ということでサマースクワッシュ、きゅうり、にんじん、レタスなどを植える。ちなみに以上の文章の主語は全部旦那です。


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いちごを一つスプーンで潰して果汁をアカルにやったら喜んで食べておった。
もうすぐ離乳食じゃのう。めんどくさい。

短いけれど今日はこれにてごめん。
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by flyingbocian | 2009-05-21 12:20 | 4ヶ月目

NYごみ大作戦その2

有志が集まってグリニッジビレッジのジャパニーズ・レストランAki周辺をお掃除するNYごみ大作戦。今月も何とか参加してきました。もちろん子連れ。

その日もいつも通り7時前に目を覚ましたアカル。起きたときから機嫌がよくて、地下鉄west 4thの駅に着く寸前にすーっと寝入ってしまってのっけからかなりいい感じだった。でも私の方が豚インフルエンザを気にしてアカルを地下鉄に乗せるべきかどうか家を出る直前まで迷っていたので、今回も30分遅れて体操には参加できなかった。天気予報では雨。結局降りはしなかったがかなり肌寒い日だったので、たくさんアカルに服を着せる。暖かくなってきたからもう着れないかもと思っていた服を着せることができたのでうれしい。


ちょっとラストエンペラー風
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何とその日、セブンス・アベニューのクリストファー・ストリート駅付近で殺人事件(喧嘩して刺されたけどまだ死んでないとか、死んだだとか)があり、あたり一帯は警察の黄色いテープでオフリミットになっていた。私は三線演奏家で禅僧のKさん率いる4班で、そのクライム・シーンのすぐ近くからお掃除を始めることになった。ブロガーとしてそのクライム・シーンを写真に収めるべきか迷ったが怖くてやめた。アカルはまだベビーカーの中で眠っている。

参加者の中には先月来ていた人の姿もたくさん見られた。どの人も気合が入ったよいお顔。前回はアカルがずっと泣き叫んでほとんど掃除できなかったが今回は邪魔されることなくバリバリ掃除する。


毎回熱心に参加なさっている(と思う)Oさんと、偶然にも以前私のヨガクラスに来てくださったことのあるMさん
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水たまりもちゃんと掃除して・・・
NYは水たまりが多い
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ハッと気づくとアカルは起きてベビーカーに吊ってあるおもちゃで遊んでいた。その日はギャーっと一瞬泣いただけで後はずっと静かにしていた。グッド・ボーイね~。ということで母はやみくもに掃除をする。私たちが担当した道はけっこう綺麗だったが、シックス・アベニューの方はかなり汚かったらしい。人というのはやっぱり自分の家の前にごみを捨てないようで、メインストリートから外れたアパートの立ち並ぶ道にはあまりごみは落ちていない。反面バーやレストランや駅の前にはごみがたくさん落ちている。週末はとりわけごみが道にあふれる。ということはよそから来た人たちが主にごみを投げ捨てているのである。私たちの街だ、という意識があればごみは落ちない。その後の反省会で聞いたことだけど、特殊戦闘部隊では自分の身の回りをちゃんと綺麗にすることが非常に大切なことだとされているらしい。なぜなら自分自身や身の回りが汚くなると集中力が落ちて身の危険につながるから。逆に集中力や思慮が落ちるとごみも落ちる。

前回もそうだったけど、ダウンタウンにはよくホームレスが道にたむろしている。そんで私たちが近くに行って掃除をし始めると彼らはどこかに行ってしまう。綺麗なところには自分たちがそぐわないと感じるのだろうか。ごみを拾ったり落書きを消したりすると犯罪は減るそうで、ジュリアーニが市長になったときそういうことを徹底的にやったそうだ。ホームレスたちもその場を離れるだけでなく、自分も綺麗ならなくっちゃなとお風呂に入ったり仕事をはじめたりしてみてほしい。


笑顔のすてきなSさん。ケガをして脚にギブスをはめてるのにボランティアでお掃除。笑った。偉すぎる。
ホームレスさん、ネバーギブアップですよ。笑
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4班の面々
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お掃除のあとは掃除道具を洗って反省会(←反省会と言ってるけど報告会みたいなもの。みんな生き生きと楽しく語り合う)。その後はお楽しみのお昼ごはん!この日は鮭、鶏肉、野菜が入った炊き込みご飯(?)だった。
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急いで撮ったのでボケてる写真が多い。5月31日にセントラルパークで行われるジャパンデーの取材もあった。ごみ拾い隊はパーク内に設置されるエコステーションでごみ指導をすることになっている。
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この会で素敵なのはみんなとても楽しくお掃除していること。そしてみなさん根性が入ってること。とても大切なことをやっているんだ、という気持ちが伝わってくる。日本からNYの掃除ボランティアについて視察に来られていた方もいらっしゃった。びっくり。かくもお掃除界は熱いのだ。

ジャパンデー、私はフルで参加はできないけれど1~2時間だけちょろっとお手伝いしようと思っている。ちょうど父もNYに来る予定なのでできたら一緒に行きたい。しかし赤ちゃんと糖尿病の父連れで人ごみに行くのがやっぱりまだ少し心配。私もアメリカナイズされているので日本に住む日本人のようにパニくりはしないが、最近幼児が死亡したということもありかなり不安だ。豚インフルエンザ、けっこう長いよね。早く終わってほしい。

その日は一旦家に帰って旦那が仕事から帰るのを待ち、アカルを預けてヨガの教師トレーニングのため再び出かける。ユニオンスクエアの駅に着くとどこからか懐かしい三線の音がする。フッと見やると禅僧のKさんだった。地下鉄が認定している地下鉄ミュージシャンとして活躍なさっているようだ。その場で売ってたCDを買いたかったけどキャッシュを全く持ち合わせていなかったのであきらめた。もー、Kさん、アンタも元気で忙しいねえ。私もだけど。

前回のNYごみ作戦についてはコチラ↓

http://flyingbo.exblog.jp/10798844/
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by flyingbocian | 2009-05-20 15:44 | 4ヶ月目

お父ちゃんの詩(うた)

お父ちゃんは僕の足をつかんでバタバタさせる

「もうすぐこの足でたっちして
とことこ歩いて
いっぱい走って
とおいとおおいところまで
アカルを運んでいくよ
どこまでもどこまでも行くよ」

お父ちゃんは僕の頭をなでなでして同じことを何度も繰り返す

「もうすぐだね
一緒に遊ぶね
海で泳ぐね
もうすぐだよ
この大きな足がどこまでもどこまでもアカルを運ぶよ」

本当にそんな日が来るのかな
だって僕まだどこにも一人で行けない
お父ちゃんの願いをかなえてあげられるか
ちょっと不安になる

お父ちゃんは大きな手で僕を抱きしめて
大きな足で僕をいろんなところに運んでくれる
そして本当に楽しみに僕のことを待っててくれる

たぶんもうすぐ僕はお父ちゃんの横に立って一緒に歩く
そして僕の方が早く遠くに行くようになるだろう
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by flyingbocian | 2009-05-17 14:19 | 4ヶ月目

母の日でした

もう1週間前になってしまったけど、母の日に初めてお花をもらいました。
母の日と言えば「私の母の日」のことだと思ってたけど、「私が母」の日でもあるのね。
少し気恥ずかしかった。

アメリカでは母の日はとても大切な日のようで、みんなちゃんとプレゼントを贈るしレストランはものすごく混む。私たちはかなり疲れていたので、近所のネパール料理屋さんに行ったけどいつもガラガラなこのお店もそこそこいっぱいだった。が、アカルが終始泣き叫んでいたので、旦那と交代で外をブラブラしてあやし、もう片方が一人で食事をかきこむという意味のないディナーとなってしまった。

食後、旦那は気を遣ってくれたのか「何かデザートを頼もう」と言ってくれたけど、とてもそんな余裕はないような状態だったので「イタリアン・ベーカリーでケーキでも買って帰ろう」と外へ出るも暴風が吹き荒れており、折しも泣き疲れたアカルは旦那の肩の上で爆睡状態となったのでとりあえず帰ることに。家に帰ってお風呂に入れて寝かしてといつもの通り。どこが母の日じゃ。。。子供の日の間違いじゃないの。

ところでアカルが話せるようになったら私のことを何て呼んでもらおうかなとフト考える。
私は「マミー」とか「マム」という語感が好きじゃないので、やはり「おかん」か。ちなみに私は旦那のことをアカルの前では「お父ちゃん」と言ってるので、ここはやはり合わせて「お母ちゃん」か。それよりは普通に「お母さん」か。うーん、やっぱり「ぼうちゃん」かな。。
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by flyingbocian | 2009-05-17 13:57 | 4ヶ月目

寝返ってます

ある日いつものようにアカルをカーペットの上のプレイマットで遊ばせてから、私は背を向けてちゃぶ台でコンピューターをしていた。すると何かが私の背中をトンと叩く。振り返ると我が息子が’がうつ伏せになって私を足で蹴っているではないか。オーッ。寝返ってる!彼は最近ようやく体の側面まで転がりはじめたけれど、そこから中々うつ伏せになることができなかった。だからここしばらくはずっと叫び声をあげてがんばっていたのだ。

元にひっくり返してあげてからじっと見ているとおもちゃをぐいぐい引っ張って横になりはじめた。


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今までは両手がお腹の前にあってどうしてもロールできなかったのが、両足をスライドさせて手で床を押すことを発見してついに・・・ごろっ


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偉業を果たしたわりには何だかまぬけな図


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おめでとう、モンチキン!
いやー、4ヶ月になったばかりで寝返り打つなんて早いんじゃない。もしかして・・・天才?(あほ)
たった4ヶ月前は自分の指がどこに何本あるのかもわかってなかったのに、今や手と足が瞬時に別々に動くことを学んだんだねぇ。。。


仕事から帰ってきた旦那と握手


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1週間後・・・
[母からモンちゃんへ]
あれから1週間、あなたはまだ熱狂的に転がり続けています。でもまだ左側からしかできないね。うつ伏せになったまま、吐きながら欲求不満で叫び続けるのはやめてください。仰向けにひっくり返してあげても、あなたはまた泣き叫びながら寝返りを打ってうつ伏せに戻ってしまいます。昼寝もせずにそれを何時間も繰り返すのはやめてください。それからオムツを替えている間に転がるのはやめてください。何卒お願いします。


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by flyingbocian | 2009-05-02 13:13 | 4ヶ月目

夏になると

アカルも4ヶ月になり、そろそろ私も頭を整理して、自分がしたいことを少しずつやれるように準備していく、少なくともある程度方向性を持たなくちゃなーと思う。とは思うものの毎日何もせずに過ぎていく。

今のところ、ヨガのアドバンス教師トレーニングの残りを何とか終了することでいっぱいだけれど、できればもう少し自由に踊ったり、あわよくば作品なんかも久しぶりに作ってみたいなんて思ってる。将来子供にダンスを教える、いや本当は子供とダンスを作るということをやってみたかったりもするんだけど、それはともかく。こないだ友人のSちゃんのクラスを受けて自由に味わいながら動く(踊る)楽しみというのを再発見したので、以前単発的にやっていた公園でのミニ・即興ダンス・ワークショップを再びやることになった。

ワークショップといっても無料で、知り合いに声をかけてセントラルパークに集まるだけのピクニックに毛のはえたようなものだけど、以前はわりに気の会う友達が数人集まってとても楽しかったのだ。今回は私を入れて4人とアカル。最近、外出先で泣くこともあったのでちょっと不安だったけど、予想外だったのは偶然にもこの日がNYで最初の真夏日になってしまったことだった。暖かくなるのはわかっていたけどここまで暑くなるなんて夢にも思わず、家を出て少し歩いた時点でやっと「こりゃ暑いわ」と気づいた。しかし地下鉄の中は早くも冷房が効いてて寒いし、けっこう風も強いので日陰に入ると肌寒い。おまけにコロンバス・サークル駅のエレベーターは壊れているらしくて、ストローラーを抱えて階段で死にそうになった。

NYはなかなか春が訪れず、4月になっても寒い寒いと言っていたらいきなり真夏になるということがよくある。今回はまさにそれ。育児って寒い冬も大変だけど、実は暑い方が大変なのかもしれない。私はとりあえず初めてなので水を飲ませてもいいのかとか、服装はどうしたらいいのかとか、蚊は虫は、とかわけわかんなくなった。でもまあ仕方ないのでみんなでシープ・メドウのでっかい芝生に行くと、(ああ写真がないのが非常に残念!)そこは・・・まるでマジソン・スクエア・ガーデンのような人出!満員の花見会場みたいにマジで空いてるところがないのである。それに呼応するようにしてアカルも泣き出した。・・・最悪。

結局小さいスポットを見つけて無理やり敢行。加齢に伴って神経が図太くなっているせいか、すぐに周りのことは気にせず練習に集中できたのだが、暑さと泣き続けるアカルには骨の髄にこたえた。暑すぎるのでシャツとオムツだけにしたものの、服はぐっしょりである。ストローラーに入れようとすると泣きわめく。赤ちゃんって冬はあったかくていいけど、夏は地獄のように熱いのも新発見だった。1時間半、自分で踊ることはあきらめて抱っこ紐で抱っこしながら教えることにだけ集中し、ようやく終わりという頃になって力尽きたアカル氏は泥のような眠りに落ちていかれた。一週間前のごみ拾いに続きまたもや意地と執念でやりとおしてしまった。
あ~疲れた。

「僕達は楽しかったけど、キミはものすごいお荷物(burden)があって大変だったね」と参加者の一人が言うので、ん?と思わず眉をしかめる。違うんだな、アカルはburdenじゃない。私の方こそこんな訳のわかんないものに付き合ってもらってお礼を言わなきゃならないくらいなのに。そこで
「違うよ、彼はお荷物じゃなくて私の宝石よ。"He's not a burden, he's my jewel"」と言ったら
「大きい宝石だね」って笑ってたけど、わかってくれたかなぁ。

しかしアカル氏のその日の災難はそれだけに留まらなかった。夕方、友人の子供の2歳のバースデーパーティに呼ばれていたため、セントラルパークの帰り道にトイザラスでプレゼントを買うのに付き合わされたばかりか(直前に買うなっつーの)、暑くて眠い中、夜の11時まで連れ回されたのである。8時ごろ友人のアパートに着いてすぐ、疲れきった彼は微笑みながらダークサイド・オブ・ザ・ムーンへ飛び立ってしまわれて再び目を開けることはなかった(死んでないよ)。


暑中見舞い申し上げます。

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ビールを持ってきなはれ。

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枝豆もね。

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by flyingbocian | 2009-05-01 12:35 | 4ヶ月目


異国のNY砂漠で子育てを乗り切るため睡眠を削って綴るもしかして爆笑もしかして涙ほろり日記


by flyingbocian

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