<   2010年 06月 ( 2 )   > この月の画像一覧

summer garden

夏はエエですな。
ヨーロッパはところによって寒いらしいけれど、夏が寒いのは悲しい。アメリカを含む環境を省みない国々のバカどもが(もちろん私も含まれる)引き起こしている地球温暖化の影響だとしたら本当に申し訳ない。夏が寒いだなんて人類の悲劇である。もしNYの夏が寒かったら大抵の住人はとうに引越ししていることだろう。

b0166613_23355664.jpgb0166613_23364334.jpg
b0166613_23371895.jpg


上手く撮れてないけれど手前からレタス、ラディッシュ、胡瓜、人参、ビーツ。横にはトマト。
奥のほうに見える大きい葉っぱはズッキーニ。

b0166613_23401426.jpg

ビーツ

b0166613_23405877.jpg

人参 雑草いっぱい

b0166613_23414410.jpg

ズッキーニ もう蕾ができている

b0166613_23424112.jpg

ラディッシュ 引っこ抜いてホースで洗ってそのまま庭でかじる
へたなどは庭にプッと吹いて捨てる ずぼら自然農法とも言える

以前に書いたかもしれないが、ここ2,3ヶ月アカルは食べず嫌いというか、好き嫌いというか、ご飯やパンやパスタや甘いもの以外は全く食べないようになった。ある日いつものように作ったごはんをスプーンで食べさせようとして吐き出されていると、「スプーンを口に入れた瞬間からそのまま動かさないで待っていると吐き出さずに食べる」と言う。そしてその通り入れられたスプーンを口に含んだままもぐもぐ食べるではないか。それ以来、お肉でも野菜でも何でも大きい口を空けてぱくぱく食べるようになった。・・・・一体この何ヶ月かのバトルは何だったのだろう。スプーンが口の中で動くのが嫌だったの???

というわけで食べ始めました。母も書き始めました。

7月末にはお掃除の会でニューヨーク州キャッツキルにキャンプに行く予定。その前に私は一人でマサチューセッツ州にあるKripalu CenterでAlanのメディテーション・リトリートに参加しようかと思ってる。本当はインドに行きたいと思っていたけれど、日本にも帰りたいし(今年は飛行機代が高い!)お金もあまりないし、近場だけどすてきで濃厚な夏の時間を過ごしたい。みなさんも短い夏を楽しんでください(冬が来るのか今から悲しいニューヨーカー)。

b0166613_0145714.jpg

[PR]
by flyingbocian | 2010-06-22 00:17 | 1歳

ラドシュキ村の子供たち

     玄関で髪をバリカンで刈ってもらったアカル。何故かいつも伸びてくるとトップがまっすぐ上に生えるのでモヒカンか芝生みたいになってしまう。それでも伸ばせば髪の重さでしなっとしてくるのではと生後16ヶ月の今まで頑張ってきたが、どうもこのまま噴水風に長く上に伸びるだけみたいなので旦那の弟に切ってもらうことにした。というのも2歳の末っ子のベリーショート坊主頭がとても可愛かったので。オムツ一丁でバリバリ刈られたけど、全然泣かずに大人しくしてたよ。えらかった。

     ビフォー
b0166613_12391140.jpg

     アフター
     隣にいるのは妊婦みたいな元妊婦。。。
b0166613_1238210.jpg

b0166613_12565545.jpg

     モンちゃーん、かわいくなったねー
b0166613_12415663.jpg


     アカル氏は言っちゃえば白と黄色のハーフなので髪型や服装、その日の気分や表情によって顔の微妙な色彩が変化し、日々異なるテイストを醸し出す印象派の絵のようなお方だ。見る側の人種や居住地によっても何となく共通した解釈の傾向がある。彼が日本へ行けばもう”外人”である。私が連れているから”あ、ハーフね”みたいな感じ。NYでは日本人を含むアジア系には”旦那と瓜二つ。でもミックスね”ということになるが、その他の人種には”ミックスだけどちょっとアジアっぽいわね。頭の形はお父さんに似てる”などなど。でもここ、ポーランドでは”ものすごくアジア人顔。母親そっくり”でその判断を揺るがすことはできない。私もかねがねアカル氏にはモンゴルの草原の名残を感じていたが(蒙古斑ばっちり)、肌は色白だと思っていた。冬の終わりのハワイ旅行以降どんどん日焼けで黒くなっていったのもあるが、ポーランドに着いて周りと見比べると、いやこれはもう全然違う人種のカオリがプーンとしていて、白くなんか全然ない。まあ、それは別に全然OKどころかユニークでエキゾチックで、私にとっては世界一かわいいベイビーであるのは当然だが、バリカンで髪を刈ってくれたカジックが、坊主頭のアカルをしみじみと見て「ポーランド刈りにしたからかなあ、やっぱりミハウ(マイケル)に似てるね」と言った。「どのへんが?」と聞くと「うーん、どことなく全体的にチラホラと。」と言う。「目と鼻はお母さん似だけどおでことか口とか。そしてもちろん耳はミハウ(二人とも大きい)」ここのうちの子はみんなブロンドかダークブロンド、そして肌はやはり透き通るくらい白い。アカルもお目目ぱっちりだけど、主にそれは眼力によるもので(?)みんなのはまさにバチーッと顔の上に輝いてる感じだ。

     当然ながら子供はあまり人種の違いとか気にしない。アカルに至っては自分は完全にみんなと一緒だと思って人見知りもせずに甘えている。ここのうちの末っ子は2歳になったばかりの次男で、放っておいてもベンチでぼーっと座ってにこにこしているおっとりさん。寝ていて起きてもあまり泣いたりしないので、こんな赤ちゃんが存在するのかと私たち夫婦は最初びっくりした。それに比べると何と我が子の騒がしいことか。初めてみんなに会った時も、すぐに台所のベンチに上り隣にいる赤ちゃんの肩をバンバン叩いて「よう!」みたいな挨拶をしたかと思うと、興奮してウキーッと奇声をあげてお得意のタップダンスを披露するわ、そのへんにあるもの何でも取ってみんなにいちいち手渡してガハガハ笑う始末。一家は目を丸くしてしばらく見入っていた。アカルは年上の元気な男の子が好きなのですぐにウカシュに懐いてしまった。ウカシュが来ると近づいて何もないのにガハガハ笑う。みんなは大いに笑って「可愛い」と言ってくれた。
     ところが初日の夜、末っ子のベビーベッドを借りて2日ぶりにちゃんと就寝したアカル氏は、私たち大人が恒例の自家製ウォッカをグビグビやってフラフラになってから泥の中のうなぎのような幸せな眠りを貪っているところに、ギャーッとヤマタノオロチのような奇声をあげて哺乳瓶を半分飲み干し(生乳)、また1時間後奇声&哺乳瓶半分、また1時間後に・・・というのを一晩続けたのである。この家族は小さくて素朴な古い家に大勢で住んでいるので、1つのソファベッドに2人ずつ一緒に丸まって寝ている。私たちはダイニングルームにある大きめのソファベッドを与えられ、同じ部屋の小さめのソファベッドで姉妹二人が寝ていた。それなのに何度もがさごそ、暗闇で哺乳瓶を床に落っことしたり、キレた私が吠えたり、それを旦那がたしなめたりして相当にうるさかったと思う。すぐ隣の居間にはその他の家族が寝ているにも関わらず、何度かドアを開けて隣接する台所へ新しい牛乳を取りに行ったり、ウォッカで膨れまくった膀胱を救助しにトイレへ行ったり、私がホストならキレてる。本当に申し訳なかった。
     朝遅くに起きると、子供たちはもう学校に行っていなかったので(ついでに弟夫妻も外で働いておられた。テーブルには私たちのために用意されたハムとライ麦パンの朝食が・・・。はずかしー)、夕方に帰ってきてからおそるおそる昨夜はうるさくてごめんなさい・・・と子供たちに謝ったら、みんなキョトンとして「1回起きたけどすぐ寝た」「1回も起きなかった」と言う。信じられなかったけど、みんなよっぽどの事でない限り起きないらしい。たくましいなあ。集団生活に慣れてるんだなと胸を撫で下ろす。

b0166613_6505447.jpgバンパーがないから頭をぶつけて起きるのか  

b0166613_65152100.jpg家の庭にでっかいブランコがある。ブランコ狂には天国 


     兄弟/姉妹がたくさんいるから、小さいながらにみんな集団生活力というのはかなりある。大きい子は小さい子の面倒をよく見る。逆に一家のお母さんが子供と遊んでいるところはほとんど見なかった。彼女は食事を作ったり、掃除をしたり、赤ちゃんを食べさせたり、お風呂に入れたり、着替えさせたり、いつも忙しく働いているけれど(彼女を見ていると「家事は仕事」って感じがする)、考えてみれば一緒に遊んだりするところは見なかった。そのへんはどっちかというと「放っておく」という感じで、代わりに子供たちは勝手に遊び、他の子の面倒を見る。そういう風にちゃんとしつけされているのだろう。アカルも随分と遊んでもらった。私たちもわりにずっと子供たちと一緒にいたのでもしかしたら彼女もいつもより仕事の専念できたのかもしれないけれど、子供と遊ぶ、という感覚が私たちとは少し違うような気がするのだ。もちろんカジックはとても子煩悩で、仕事が終わった夜や昼間の中休みの時間などに子供を抱っこしたりあやしたり、話しかけたり宿題を見たりはするけれど、基本的に親は仕事をする、子供は自分で遊ぶ、子供は親を手伝う、年上の子供は下の子供の面倒を見る、という構図になっているのではないだろうか。だから親は子供と遊ばない。おもちゃもそんなにたくさん与えない(特に大きい子供)。遊びは自分で見つけて自分で作るもの。まっとうな意見のように思えるが、日本やアメリカの一般的な家庭と少し違うような気がしないだろうか。
     たとえば日曜日に前にも書いたファースト・コミュニオンの儀式があった。ウカシュはきちんとした正装をし、スーツやドレス姿の親戚が集まり、豪華な料理が作られ、女の子たちは綺麗に着飾ってお祭りムードである。みんなでいくつかの車に別れて乗り、教会へ行って写真を撮りながら儀式が始まるのを待つ。とそこで、ウカシュの他の子供は一番上の13歳の女の子しか来ていないのに気づくのだ。

「他の子はどうしたの?」
「僕も知らなかったけど、他の子は家で留守番みたいだよ。ほら、トメック(2歳の子)を連れてくると大変だからじゃないか」
「えー、じゃあ女の子二人で子守?」
「たぶん」

     まあファースト・コミュニオンの儀式もいつも同じだろうし、彼女達もそれほど遠くない昔に経験済みなのだから、行かないからと言ってそんなに大したことではないとは思う。でもこの田舎は大きなイベントやエンターテイメントなんてほとんどないし、子供たちは基本的にいつも退屈して何か面白いことに飢えている(と思う)。私が子供だったら行きたいと思うし、親だったら行かせてあげたいと思うだろう。ニューヨークならどんな小さな赤ちゃんでもよっぽどでない限り連れてくると思われる。ここではある意味、大人の言うことを子供は聞かなきゃならない。子供は大人を助けなくてはならない。そしてそれは普通のことなのだ。

     ファースト・コミュニオンの翌日もホリデーで子供たちは学校がお休み。アメリカで言うロング・ウィークエンドである。NYなら親戚の家に遊びに行ったり、郊外へキャンプしに行ったりする家庭も多いだろう。でもここは養豚場なので両親は家を離れられない。何だか子供たちがかわいそうになったのでヨガでもする?とか隣町に行ってピザでも食べる?とか提案すると(私たちも車がなくて何もできず死にそうなくらい暇だった)、みんな喜んでしよう、しようと言う。実際子供たち3人とミニ・ヨガクラスをしたのだが、みんな驚くくらい飲み込みが早くてびっくりした。最初は私が英語で言ってそれを旦那が訳してくれてたのだけど、すぐに何も言わなくても(通訳がなくても)みんなちゃんとコピーできるのがわかって、結構さっさっといろんなことができた。中でも蓮華座を組んで両手をお尻の横に置いて体を持ち上げるtolasanaというアドバンス・ポーズを(http://www.yogajournal.com/poses/1706)補助なしてみんな一発でできたのにはたまげた。やっぱり子供はすごい。「チョーチャ(おばさん)がいたら毎朝30分早起きして練習するのに」と言ってくれたけど、もしそれができたら私だって楽しかっただろう。そして1ヶ月もすればみんな、私よりずっと上手くなって何でもできるようになるだろう。本当にそう思った。


    みんなで寝るの楽しいな~

b0166613_6543786.jpg


b0166613_655911.jpg


b0166613_6553366.jpg

[PR]
by flyingbocian | 2010-06-04 12:21 | 1歳


異国のNY砂漠で子育てを乗り切るため睡眠を削って綴るもしかして爆笑もしかして涙ほろり日記


by flyingbocian

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

カテゴリ

全体
自分のこと
妊娠と妊娠するまで
生まれたてから1ヶ月まで
2ヶ月目と3ヶ月目
4ヶ月目
5ヶ月目
6ヶ月目
7ヶ月目
8ヶ月目
9ヶ月目
10ヶ月目
11ヶ月目
1歳
1歳半~2歳
2歳~2歳半
2歳半~3歳
3歳~4歳
6歳
7歳
日本のこと
未分類

以前の記事

2016年 09月
2016年 05月
2015年 11月
2015年 09月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 06月
2012年 04月
2012年 02月
2011年 12月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 04月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月

フォロー中のブログ

空とぶこうのとり

お気に入りブログ(外部)

ブログパーツ

タグ

最新のトラックバック

人気ジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧